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M. デュラス『破壊しに、と彼女は言う』

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69年発表のテクスト。もっともそうであることは作品を読み終えてから知った。全体としてよく分からない。ステーン-アリサ-マックス・トルの間に一種の共謀関係が存在して、ともかくそれがエリザベート、あるいはさらにアリオーヌ夫妻、にとって破壊的であることだけは了解できる。共謀関係と破壊がいかにして可能となったのか、ということ(したがって結局はそれが何なのかということ)が、けれども全然理解できない。

小説ともシナリオともつかない形式をもつテクストであり、後にデュラス自身によって映画化されている。