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Levinson, J. "What a Musical Work is, Again"

Music, Art, and Metaphysics: Essays in Philosophical Aesthetics

Music, Art, and Metaphysics: Essays in Philosophical Aesthetics

  • Jerrold Levinson "What a Musical Work is, Again" in Music, Art, and Metaphysics (Oxford UP, 2011), 215-263.

勉強会で読んだ。ジェラルド・レヴィンソンの1990年の論文。内容は音楽作品の存在論で、10年前の論文 "What a Musical Work is" に寄せられたいくつかの批判に対し反批判を行ったもの。

前論文でレヴィンソンは音楽作品を「時刻 t において X により指示された音-演奏手段構造」と定義しており、本論文では作品にかんしてより厳格なプラトニズムを取る P. Kivy や構成主義を取る D. Pearce の所論に反論が加えられる。また終盤で「指示する」という観念の内実についての J. Anderson の議論が検討される。