W. F. バイナム(2015)『医学の歴史』

医学の歴史 (サイエンス・パレット)作者: ウィリアムバイナム,William Bynum,鈴木晃仁,鈴木実佳出版社/メーカー: 丸善出版発売日: 2015/12/28メディア: 新書この商品を含むブログを見る 著者の W. F. バイナムは医学史家。原著は William Bynum (2008) "The …

フォイエルバッハ(1967)『将来の哲学の根本命題 他二篇』

将来の哲学の根本命題―他二篇 (岩波文庫 青 633-3)作者: フォイエルバッハ,松村一人,和田楽出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1967/03/16メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (9件) を見る ルートヴィヒ・フォイエルバッハ(1804-18…

想田和弘(2011)『なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか』

なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか (講談社現代新書)作者: 想田和弘出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/07/15メディア: 新書購入: 4人 クリック: 31回この商品を含むブログ (21件) を見る 著者の想田和弘は映画作家。作品に『選挙』『精神』『Peace』な…

トリコロール

犠牲者たちを悼むために、自らの顔写真にフランス国旗を重ね合わせる行為が、現在多くの人々にとって極めて自然な行為であること。仮にこれが9.11以前のことであったとしたら、あるいは重ねられるべき国旗が星条旗であったとしたら、どうだっただろうか。政…

整理

ブログにもう一度何かを書き始めようと思いたち、手始めに過去の記事を整理した。これを読み通しあれを読みかけたなどとだけ記録した一、二年前の記事もひとわたり懐かしく見返したけれど、公開しておくには断片的にすぎると思われたので全て削除した。それ…

田中久美子『記号と再帰』

記号と再帰: 記号論の形式・プログラムの必然作者: 田中久美子出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2010/06/23メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 198回この商品を含むブログ (28件) を見る メモなど特に取っていなかったので読んだことと食い違った書…

寺尾隆吉『魔術的リアリズム』

魔術的リアリズム―二〇世紀のラテンアメリカ小説 (水声文庫)作者: 寺尾隆吉出版社/メーカー: 水声社発売日: 2012/10メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 325回この商品を含むブログ (5件) を見る 「魔術的リアリズム」という概念は、「ラテンアメリカらしい…

石牟礼道子『苦海浄土』

苦海浄土 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)作者: 石牟礼道子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2011/01/08メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 76回この商品を含むブログ (34件) を見る 二年ほど前、池澤夏樹の世界文学全集をはじめて本屋で目…

エルヴェ・ド・サン=ドニ『夢の操縦法』

夢の操縦法作者: エルヴェ・ド・サン=ドニ,立木鷹志出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2012/03/26メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (8件) を見る 夢を二十年近く記録し続けた侯爵の研究書。第三部の具体的な夢と理論的分析はかなり面白…

ソンタグ『隠喩としての病い エイズとその隠喩』

隠喩としての病い エイズとその隠喩 (始まりの本)作者: S.ソンタグ,富山太佳夫出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2012/09/11メディア: 単行本この商品を含むブログを見る ソンタグの基本姿勢ーー肉体に対する「反解釈」。病に関するあらゆる隠喩、神話を「…

上林曉『星を撒いた街』『ツェッペリン飛行船と黙想』

上林暁傑作小説集『星を撒いた街』作者: 上林暁,山本善行出版社/メーカー: 夏葉社発売日: 2011/07/04メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 37回この商品を含むブログ (16件) を見る 普段は私小説なんかあまり読まないのだけど。たぶん装幀に惹かれたのだった…

大川正彦『正義』

正義 (思考のフロンティア)作者: 大川正彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1999/10/22メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (4件) を見る 正義論みたいなの初めて読んだ。 著者は基本的にシュクラーの〈恐怖の自由主義〉に立脚している。…

由良君美『メタフィクションと脱構築』

冬休みに読んだ本について読み始めた順にまとめる。 メタフィクションと脱構築作者: 由良君美出版社/メーカー: 文遊社発売日: 1995/04メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (10件) を見る 本書は2部構成で、第1部はメタフィクショ…

当初の方向性

今のところの目的は二つあって、一つは思考の整理、もう一つは読書の記録。 特に一度読んだ本をすぐに読み返す習性がないので後者の整理の必要性を感じている。 これまではメモ書きなどはしてもまとまった所感の集積はしていなかった。 前者は後者に付随した…